標準照射した線量計を用いて、リーダ内に内蔵されている内部素子等の値付けを行う。この操作は、リーダをはじめに使用する前および年1回以上の、定期点検時に行わなければならない。
日常の測定においては、リーダの周囲温度等の影響により、指示値に多少の誤差を生じる場合があるので、読み取り前にはリーダの校正定数を求めておかなければならない。リーダの校正定数は、内部素子等によるリーダの校正操作を行うことによって自動的に設定することができる。
モニタリングに使用している線量計の素子と同一ロットの素子10個に、約200μGyのγ線の標準照射を実施する。リーダ校正時と同様の読み取り方法により測定を行い、線量計の校正定数を次式により決定する。
線量計の校正は、3ケ月毎および各読み取りの前に行うことが望ましい。
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