原子力施設の安全性向上のために必要な放射線計測に関する調査および試験研究業務を行っています。
主な受託業務の実績としては、下表に示す通りです。これらの研究成果等の一部は、原子力学会などの研究発表会において報告し、また技術記事として学会誌にも記載されています。
これまでの調査・試験研究の経験を生かして、様々なご依頼にお応えします。
<<受託研究業務の実績>>
国、地方公共団体 | ・ゲルマニウム検出器及びシンチレーション検出器を用いた農産物等に含まれる放射能測定のための品質管理に係るコンサルタント業務 |
原子力研究機関等 | ・数値シミュレーションによるゲルマニウム検出器の形状の異なる体積線源に対するガンマ線検出効率の計算 ・ゲルマニウム検出器を用いた地表面の放射能及び空間線量率の同時直接測定調査(in-situ測定調査) ・粒子状、ガス状の放射性物質除去フィルタの性能及び運用状況等に関する調査 |
民間企業等 | ・物品表面及び人体表面の放射性物質による汚染密度測定に関する最新技術情報の調査 ・個人線量測定のトレーサビリティに関する調査 |
<<共同研究・技術開発の実績>>
速中性子のJCSS | ・国立研究開発法人産業技術総合研究所と共同で、線源中性子(241Am-Be,252Cf)からの中性子フルエンス標準を中性子測定器を用いて移行する技術を開発し、中性子サーベイメータ等のJCSS校正を可能にしました。 |