ガンマ放射能測定
        
          
        
            放射性物質の多くは、決まったエネルギーのガンマ線を放出しますので、この数を測定することにより放射性物質濃度を正確に求めることができます。
            
           ●天然の放射能か人工の放射能かを判別
           ●測定したい放射能の量や濃度によって、試料量や測定時間を決定
           ●ゲルマニウム半導体検出器を使用 
         
        
          
          全ベータ放射能測定
        
          
            ベータ線は、物質に吸収されやすいことなどから、正確な放射能を測定するためには抽出分離など特別な処理が必要となりますが、ここでは、主に以下の目的で全ベータ放射能測定を実施することができます。
            
          (1)ベータ線を放出する放射性物質の有無を調べる
          (2)ベータ線を放出する放射性物質のレベルに変動がないか定期的に検査する
            
             ●天然の放射能と人工の放射能を区別せずに測定
            
             ●測定したい放射能の量や濃度によって、測定時間を決定
           ●水試料の場合には、蒸発乾固等の前処理を実施
           ●比例計数管式アルファ/ベータ同時計数装置を使用
          
        
          
         
        
        
        全アルファ放射能測定
        
          アルファ線は、紙1枚で止まってしまうほどの透過力なので、ほとんどのアルファ線は測定したい試料の中で吸収され、一部のアルファ線のみが表面から飛び出してきます。ここでは、主に以下の目的で全アルファ放射能測定を実施することができます。
          
          (1)アルファ線を放出する放射性物質の有無を調べる
          (2)アルファ線を放出する放射性物質のレベルに変動がないか定期的に検査する。
          
           ●天然の放射能と人工の放射能を区別せずに測定 
           ●測定したい放射能の量や濃度によって、測定時間を決定
           ●水試料の場合には、蒸発乾固等の前処理を実施 
           ●比例計数管式アルファ/ベータ同時計数装置を使用